寝る前はバムとケロの絵本でほっこりタイム。お話の続きは夢の中で…

発売から25年を迎えるロングセラー絵本『バムとケロ』シリーズ。子どものみならず、大人にもファンが多い作品です。島田ゆか氏が描くバムケロの世界は、キャラクターのみならず、随所にちりばめられた小ネタ満載で、何度読んでも新しい発見があり、ワクワクさせられます。

いつ読んでも楽しい絵本であることは間違いありませんが、今回はぜひ、寝る前に読むべきバムケロの絵本をランキング形式でご紹介!

今夜の寝る前の絵本選びの参考にしてみてください。

『バムとケロ』シリーズとは

 『バムとケロ』シリーズ
 作・絵:島田ゆか
 出版社:文溪堂
 発売年:1994年~
 価格:1,500円+税

しっかり者でやさしい犬のバムと、やんちゃでいつもやりたい放題のかえるのケロちゃんが繰り広げる、日常のできごとを描いた物語です。シリーズの1作目は1994年に発売された『バムとケロのにちようび』。シリーズは全5冊累計580万部を売り上げるベストセラー作品となっています。

お話の本編はもちろんのこと、細かく描写された隠れキャラのサイドストーリーが隠されていたり、バムケロの住むおうちのインテリアや小物が、何度読んでも新しい発見があると、子どものみならず大人にも大人気なシリーズなんです。

バムケロを寝る前にオススメしたい理由

  •  同じ本を何度読んでも楽しめる
  • シリーズ5冊を日替わりで読める
  • お話の長さがちょうどいい
  • 続きを想像しながら眠りにつける
  • とにかくワクワクさせられる

 細部にもこだわられた小ネタ満載の絵本なので、読むたびに発見があるのがバムケロの魅力です。お話とは直接関わらなくても、毎度登場するキャラクターが小さく描かれていたり、他の絵本で出てきた小物が、実はとても重要なアイテムだったりと、発見したときの喜びが大きいんです。

 また、お話の長さが短すぎず、長すぎずで、ちょうどいい!お話が短すぎると、もう1冊読みたいとせがまれ、長すぎると読んでいる親のほうが、力尽きてしまいがち。バムケロのボリューム感なら、ちょうどベッドに入って少し落ち着いた頃合いで読み終わります。

目をつぶってからも、バムとケロの楽しい雰囲気が頭に残って、お話の続きを想像しながら眠りに入ることができ、バムケロの世界に入りこむことができるかも!?


ねる前に読みたい『バムとケロ』ランキング

1位:バムとケロのもりのこや(シリーズ5作目)

あらすじ

バムとケロはもりの中で木いちごを摘んでいると、誰も使っていない小屋を発見!早速、なんでも屋のソレちゃんに連絡して、次の休みに修理をします。掃除をしたり、ハシゴを直したりと、みんなで協力して作業に没頭。

天井にまで伸び放題のつる草を刈り取っていると、そこには天窓が!それを見たバムが「ひみつの星を見る会」をしようと提案します。翌日も作業の続きと会の準備に大忙し。

ようやく完成して、あとはあとは日が暮れるのを待つだけというときに、朝から頑張っていたため眠気が…目が覚めると、なぜかお友達がいっぱい集まってぎゅうぎゅう詰めになっていました。
これじゃあもう、ぜんぜん「ひみつ」じゃない?

ねる前のおすすめポイント!

子どもなら誰もが1度は憧れる秘密基地。森の中にこんなに都合の良い小屋が見つかるなんて!最初から最後までワクワクしっぱなし。バムたちがお昼寝してしまって、秘密にしていたはずの小屋がお友達でいっぱいだったオチも、それはそれで楽しいと思うからいいよねって、微笑ましい気持ちにしてくれます。

本を閉じた後、目をつぶったら、あの小屋で一緒に過ごしている自分の姿が見れそう。そんな楽しい気分のまま寝ることのできる1冊です。


2位:バムとケロのさむいあさ(シリーズ3作目)

あらすじ

目が覚めるとはなが冷たくなっていた冬の朝、凍っているかもしれない裏の池で、釣りやスケートを楽しもうと、バムとケロは準備をして、張り切っておでかけします。そこには、昨日の夜に天体観測をしていて池で凍りついて動けなくなっているアヒルのかいちゃんが!

急いで助けて、おうちに連れ帰り、お風呂に入って元気になったかいちゃんと遊ぶのが楽しくて仕方がないケロちゃん。遊びつかれて寝てる間に、かいちゃんは手紙を置いて帰ってしまいます。

かいちゃんがいなくて大泣きするケロちゃんを励まそうと、今度こそ凍った池で楽しもうと足を運ぶと…またまた池で凍りついたかいちゃんがいたのでした。

ねる前のおすすめポイント!

寒い日にお布団の中でぬくぬくとしているのって、とても幸せな時間です。そんな寒い時期のことを考えながら、寝る前にお布団の中で読むのがこの本の最高の楽しみ方!

いくら凍りついても、夜には天体観測をしたくなるかいちゃんと、その姿に驚くバムとケロの表情が見ものです。オチもさることながら、家の中でケロちゃん集めた大量のおもちゃや、トイレットペーパーを使ったミイラごっこが子ども心をくすぐって、楽しい夢が見られそうな予感。


第3位:バムとケロのにちようび(シリーズ1作目)

あらすじ

ある日曜日、天気は雨。外で遊べなくて残念そうにしているバムは、ケロちゃんが汚した家の中をキレイにしてから読書でもしようと、がんばってお掃除します。

ついでに外で泥遊びしてきたケロちゃんもキレイにして、はりきっておやつ作り。大量のドーナッツを揚げてから、屋根裏にお気に入りの本を取りに行くも、大苦戦してしまいます。

ようやく手に入れた本と、おやつのドーナッツを用意して、本を読み始めたのですが…二人はウトウトと眠ってしまうのでした。

ねる前ポイント!

山のようなドーナッツを前に、大好きな本を開きながら寝オチ…なんて幸せな時間なんでしょう。寝る前に絵本を読んであげていると、ごくたまに、お話の途中で子どもが寝てしまうことがありますが、絵本の世界にそのままいる感じがして、とても羨ましいです。

バムとケロもきっと夢の中でお話の続きを見ながら、お腹いっぱいドーナッツを食べているんだろうと、ほっこりとした気持ちでいっぱいになる1冊です。


第4位:バムとケロのそらのたび(シリーズ2作目)

あらすじ

朝食のパンケーキ食べていると、大量のお届け物が。送り主はバムのおじいちゃん。中には組み立て式の飛行機と、自分の誕生日会への招待状が入っています。

数日がかりでようやく完成した飛行に乗って、空の旅へと出発!途中に待ち受ける、りんごトンネルや かぼちゃかざんを飛び越えて、吸血コウモリのいる洞穴もなんのその。

さまざまな大冒険を繰り広げて、やっとのことでおじいしゃんの家に到着!持ってきたプレゼントを渡し、おばあちゃんお手製のごちそうを楽しむ、バムとケロたちなのでした。

ねる前ポイント!

空を飛び回る夢は誰もが1度は見たことがあると思いますが、バムケロと行く空中散歩は楽しくないワケがない!

しかもおじいちゃんが送ってくれた飛行機が、親機と子機が紐でつながれていて、とってもかわいいんです!その姿はまるでバイクとサイドカーのよう。一緒に空の旅に出かけたくなること間違いなし。夢の中ならどこへでも行けちゃいます。


第5位:バムとケロのおかいもの(シリーズ4作目)

あらすじ

いつもねぼすけなケロちゃんがめずらしく早起きした朝、今日は月に1回のお買い物の日。はりきって準備して、いざ市場に出発!

いろんなお店とたくさんの人でにぎわっている市場で、気になるお店を次々とまわります。最後に着いたのが、お気に入りの骨董品やさん。ケロちゃんが古めかしいフライパンを買うって言い張っているけど、もうお金が足りません。仕方なくさっき買った物を返品して、そのフライパンをゲット!

翌朝も早起きしたケロちゃんは、買ったばかりのかえる模様の付いたフライパンで、みんなにパンケーキを作ってくれました。

ねる前ポイント!

市場でおもしろそうなものが次々と出てきて、何を買おうか一緒にワクワクできる1冊です。ただ一つ注意したいのが、最後ケロちゃんが作ったパンケーキ。この流れだと「明日の朝はパンケーキがいいな」という展開になりかねません。

たまに我が家でも朝食でパンケーキを作ってあげることがあったのですが、頻繁ではないため、ケロちゃんを見ていると、また食べたいなと、思ってしまうのも無理は無いかもしれませんね。


番外編:バムとケロのおいしい絵本〜絵本のなかのとっておきレシピ集

『バムとケロのおいしい絵本』
著:八木佳奈
監修:島田ゆか
出版社:文溪堂
発行年:2015年3月25日
本体価格:¥1,500+税 

八木佳奈・著、島田ゆか・監修

絵本でバムとケロちゃんが作っている、とっても美味しそうなドーナッツパンケーキなどのレシピが満載!絵本の世界を味わうことができます。作品を楽しんだ後は、合わせて読んで、親子で作りたくなる1冊です。


こちらもおすすめ:バムとケロの小型えほんボックス 豆本付き

『バムとケロの小型えほんボックス』
絵:島田 ゆか
出版社:文溪堂
発行年:2011年11月1日
本体価格:¥4,000+税 

まだ読んでいない方や、プレゼントにオススメなのが、小型絵本ボックスのセット
『バムとケロのもりのこや』以外の4冊がトランク型の小型ボックスに入った豪華なセットです。しかもなんとなんと、『バムとケロのにちようび』のミニ絵本までついていて、子どもも大喜び!お出かけにも便利な軽量サイズなので、親も大喜び!!読まないときも飾っておきたくなる可愛さです。


『バムとケロ』の作者、島田ゆか氏ってどんな人?

現在カナダ在住の絵本作家。東京デザイン専門学校グラフィックデザイン科を卒業後、デザイナーとしてパッケージデザインなどを担当し、その後フリーランスに転身。1994年に最初の絵本『バムとケロのにちようび』を発売し、25年経った今でも人気の衰えない作品を生み出しています。

そのほかの作品『かばんうりのガラゴ』、『ぶーちゃんとおにいちゃん』


まとめ

  • 『バムとケロ』は寝る前に最適!
  • まずは『バムとケロのもりのこや』からがオススメ
  • 全冊揃えるなら『小型えほんボックス』という選択も
  • じっくり楽しむなら大きい通常版にすべし
  • 何才でも何度読んでも新しい発見ができる

大人になってからバムとケロの絵本に出合い、子どもと一緒に繰り返し読んでいくことで、ますます大好きになっている作品です。寝る前の読み聞かせタイムにぜひ、バムとケロの絵本で楽しいひと時をお過ごしくださいね。

では、おやすみなさい。


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