ねる前に読みたい絵本『みそしるをつくる』『おにぎりをつくる』5歳から始める和食入門

5歳児でもこの本を読めばひとりで作れるようになる『みそしるをつくる』『おにぎりをつくる』。料理家の高山なおみ氏が子どもたちに贈る写真絵本です。特別な素材じゃなくても、とんでもなく美味しそうに見えるみそしるとおにぎりは、ぜひ我が子にも覚えてもらいたいものです。

今回は、ねる前に読みたい絵本にぜひオススメの『みそしるをつくる』と『おにぎりをつくる』の魅力をご紹介します!

『みそしるをつくる』
文:高山なおみ
写真:長野陽一
出版社:ブロンズ新社
発売年:2020年11月19日
価格:1,200円+税

あらすじ

みそしるの基本は、何と言ってもお出汁!お鍋に水を入れて昆布と煮干しから、出汁を取る方法を、わかりやすくそして楽しそうに紹介してくれます。

そして、おあじみ。味噌を入れる前に出汁の味を確かめてみるのが、ポイント!

具材は油揚げと豆腐のシンプルな組み合わせ。そして仕上げに味噌をといたら出来上がり。
王道の味噌汁の作り方をこんなに丁寧に解説した絵本は他にありません!

ねる前に読むときココに注目!

写真がとっても魅力的で美味しそうなので、寝る前にお腹が空いてきそうですが、明日の朝ごはんが自動的に決定します。そして、写真だけでなく、作り方の文章もテンポが良くてとっても楽しそう!

これを読んだら自分でも作りたくなること間違いなしです。


1作目『おにぎりをつくる』も注目!

『おにぎりをつくる』
文:高山なおみ
写真:長野陽一
出版社:ブロンズ新社
発売年:2020年1月9日
価格:1,200円+税

美味しいご飯を炊いて、炊き立てご飯で作った塩むすびの美味しさを、最大級に伝えてくれる、高山なおみ氏の料理絵本シリーズ第一弾『おにぎりをつくる』もオススメです!

親子で握った大きさ違いのおにぎりを、みんなでたくさん作っている様子が微笑ましくて、『みそしるをつくる』と合わせて読んでいただきたいです。


まとめ

  • ねる前の絵本に『みそしるをつくる』『おにぎりをつくる』がオススメ
  • 素朴だけど美味しさが伝わる究極の2冊!!
  • 5才〜楽しめて、読んだら一緒につくってみよう

見ているだけでお腹が減ってきますが、翌朝の楽しみを想像しながら眠りにつくことのできる『みそしるをつくる』『おにぎりをつくる』。ぜひ、ねる前の読み聞かせに選んでみてはいかがでしょうか。

では、おやすみなさい。


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