絵本売り場で目にする機会の増えた『しましまぐるぐる』をご存知でしょうか。ロングセラーの多い赤ちゃん向け絵本の、新たな名作として話題の絵本です。
その魅力は、大人が驚くほど赤ちゃんが夢中になるその内容。
小さい頃から絵本に親しんでほしいけど、最初はどんな絵本を選んだらいいか迷ってしまう方は、迷わず選んでほしい1冊なんです!今回はそんな『しましまぐるぐる』の魅力を、余すことなくご紹介。
実は出産祝いとしてもオススメなので、ぜひ参考にしてみてください。
『いっしょにあそぼ しましまぐるぐる』 著者:柏原晃夫(かっしー) 出版社:学研プラス 発売年:2009年4月7日 定価:880円+税
赤ちゃん向け絵本の新たなるベストセラー
赤ちゃん向けの絵本といえば、『いないいないばぁ』や『きんぎょがにげた』など、古くから愛されている名作と呼ばれる作品が挙げられますが、今回ご紹介する『しましまぐるぐる』が発売されたのは2009年と絵本の中では比較的、新しい絵本です。
かしわらあきお氏によって描かれたこの絵本は、ロングセラーというには気が早いかもしれませんが、長く愛されていく絵本であることは間違い無さそうです。
0才から楽しめるしかけがいっぱい
単純な絵柄で構成された可愛らしい絵本の中に、赤ちゃんが認識しやすい赤や黒といったコントラストのはっきりした色をつかうことで、0才でも絵本に釘付け!
また、顔というモチーフも赤ちゃんが反応することができるようで、その組み合わせによって、まだ視力の定まっていない赤ちゃんでも注目してしまう絵本になっています。
読み聞かせ→自分で読む本としても活躍!
赤ちゃん向けの絵本として、言葉を発する前から読み聞かせすることはもちろん、言葉を覚えたての子どもでも覚えられるくらいの内容なので、そのうち自分でも得意になって読み出すようになります。
また、最初は音だけを覚えて読んでいたのが、もう少し大きくなってひらがなを覚えだした頃にも、文字を読みながら絵本を楽しむことが出来るので、はじめての絵本として、存分に楽しむことができるのです。
あえて出産祝いとしてオススメしたい7つの理由
出産祝いに絵本?ちょっと気が早くない??と思うこと無かれ。
『しましまぐるぐる』の絵本は出産祝いにピッタリなんです!
①生後2ヶ月の赤ちゃんでも楽しめる
赤ちゃんに話しかける感覚で、ご機嫌の良いときに読んであげると、じっと見ています。もちろん個人差もあるとは思いますが、生後2ヶ月で熱心に絵本を読み聞かせる親というのもそんなに多くないと思いますので、出産祝いに貰ったから試しに読んでみる、という良い機会になります。
②厚みがあって折れにくい丈夫な本体
赤ちゃん絵本としては大きめで、紙が分厚くてとっても丈夫な絵本です。多少の汚れもすぐふき取れますし、自分で開くようになっても端が折れたりせず長持ちしてくれます。絵本の破れなどを気にせずに、子どもに与えることができて安心です。
③初めての子育ての手助けになる
案外、初めて子育てをするパパやママは、赤ちゃんに何を話しかけたらいいの?とお悩みの方もいるため、絵本を読み聞かせることが、ちょうどいい語りかけになります。
繰り返し読んであげることで、とても反応の良いページがあったり、いつもと反応が違ったりと、新しい発見があるかもしれません。
④出産祝いで他の人と被りにくい
出産祝いの定番といえば、服やスタイ、タオルやオムツなどが一般的ですが、これらはすでに出産準備で用意していたり、他の人と被ることがあります。
たくさんあって困るものじゃないし、という反面、結局何を選べばいいか迷う場合には、人と被りにくい絵本という選択にしてみてはいかがでしょうか。
⑤遅れてお祝いを渡すときにもちょうど良い
遠方にいる親族や、最近会っていなかったお友達に、生まれてすぐに出産祝いを渡せるとは限りません。
サイズがあるものや、新生児しか使わないものだと、タイミングを逃してしまうと渡せませんが、絵本だとしばらく使えるためオススメなんです。
⑥事前に用意しておける
ちょっと遅れて渡す場合と同様に、早めに準備しておきたい場合にも絵本は最適です!
出産祝いのマナーとして、もしものことがあると困るため、事前に渡すことはNG。なので、なかなか買いに行く時間がとれない方にとっては、絵本はあらかじめ用意しておいて、生まれたタイミングで渡すことができるのでとっても助かります。
⑦シリーズが何冊かあるので、予算に合わせて冊数を選べる
1冊880円+税で、シリーズ化されているため、出産祝いの予算と合わせて組み合わせることができます。友人と合同で贈りたいときなども、金額調整がしやすかったり、他に用意したギフトに追加して贈ることも出来るため選びやすいです。現金だけだと味気ない出産のお祝い金に、1冊添えてあげるのもオススメですよ。
かしわらあきお(かっしー)先生の作品をご紹介
- しましまぐるぐる
- あかあかくろくろ
- ぶんぶんきいろ
- けろけろみどり
- みかんオレンジ
- きいろちゃんあかちゃんくろちゃん
- ぴんくちゃんあおちゃんしろちゃん
- ミニブランケットえほんいろいろしまぐる
- しましまぐるぐる0さいからの知育遊び
絵本&にぎにぎマスコットセット - まるまる ぽぽぽん
- ふかふかパズルえほん かたまりさん
- ふかふかパズルえほん ぱくぱくさん
- いっしょにあそぼプレゼント用4冊セット
- ぬのひもえほん しましまぐるぐる
作者のかっしーってどういう人?
もともとグラフィックデザイナーとして活躍していた傍ら、絵本作家として作品を発表。動物や主人公のキャラクターがいる物語ではなく、デザインで魅せる絵本というデザイナーらしい発想をカタチにしています。
おやすみ前にも しましまぐるぐる
シリーズで持っている我が家では、寝る前の絵本としても繰り返し読んでいて、もはや暗唱できるほど…ベッドに入ってから少しだけ落ち着けるようにゆっくり読んであげる。1冊では足りない時は、もう1冊。
ここから我が家のねる前絵本の習慣が始まったのかもしれません。