ここ最近、野鳥の観察にハマっている子どものために、野鳥の絵本を探していたところ、野鳥に関する本はポケットブックから専門書に至るまで、かなりの数ありますが、そのほとんどが大人向けです。そんな数ある野鳥に関する本の中でも、子どもと一緒に楽しめる、そして覚えられる本を厳選してご紹介します!
図鑑?絵本?野鳥を覚えるならどっち?
子ども向けに野鳥の本を探そうと思ったら、まず思い浮かぶのは図鑑や絵本かと思います。専門書と違って、平仮名が読めるようになれば自分でも読むことができます。ではどちらを買ったらいいのでしょうか?
野鳥に興味を持ったらまずは絵本からおすすめ!
とりのずかん ものしりあいうえお (コドモエのずかん) [ 雨宮 尚子 ]
図鑑なら間違いない!と思って買いに行くことなかれ。確かに図鑑ならたくさんの情報が載ってはいますが、価格も重さもそれなりです。種類も色々あってどれがいいのか迷うところ。だったら図鑑は一旦置いといて、もっと身近な絵本を選んでみませんか?
とことん子ども向けに、特徴的な部分だけをわかりやすく紹介してくれていて、大人でも勉強になる内容のものがあります。年齢に合わせて選べるのも絵本のいいところです。
とにかくたくさんの種類を覚えたければ図鑑を!
かくいう我が家でも真っ先に図鑑を買いに行ったのですが、とにかく掲載されている種類が多くて圧倒…しばらくはパラパラと眺めていましたが、重くてなかなか持ち運ぶのも大変なので、いつしか開かなくなってしまいました。
ただ、知らない野鳥を調べるときには大活躍!羽の特徴などを参考に、図鑑を開いてなんていう名前か、その特徴などを調べています。長期間使っていけるのは図鑑のいいところです。
自分で読める!子ども向け『とりのずかん ものしりあいうえお』
雨宮尚子さんの描く野鳥がやさしい色鉛筆のタッチで可愛らしく、コメントも楽しい子ども向けの鳥図鑑です。50音順に野鳥とその特徴を紹介しています。
一番最初に手にしたい、オススメの野鳥の絵本です!
とりのずかん ものしりあいうえお (コドモエのずかん) [ 雨宮 尚子 ]
親子で楽しむ『子どもと一緒に覚えたい野鳥の名前』
日本で見られる定番の野鳥の名前と特徴を紹介している『子どもと一緒に覚えたい野鳥の名前』。タイトルの通り、堅苦しい説明のない、親しみやすい野鳥図鑑です。挿絵も写真も芸術的で、美しい野鳥のビジュアルブックとしても見応え抜群!
ただちょっと残念なのが、本文にフリガナを振ってないので、読み聞かせが必須です。一人で読めるようになるまではしばらくかかりそう。その分、長い期間楽しめる内容です。
知識を広げる野鳥図鑑『鳥 学研の図鑑LIVE』
各社が出している鳥の図鑑の中でも、写真の掲載量No.1なのが『鳥 学研の図鑑LIVE』でした!DVDも見応えバッチリで、アプリと連携して関連動画が見られるようになっています。
番外編・野鳥の名前を当ててみよう!
こちらの写真集は子ども向けとは言えないのですが、野鳥の写真が美しすぎて目を奪われる1冊です。野鳥に興味がない方でも感激できます。
よく見かける野鳥が多く、写真がメインなので文字が小さく控えめです。それを利用して、我が家では野鳥の名前当てクイズを楽しみました。少し離して開いて、その野鳥の名前を当てるクイズなのですが、羽の色やクチバシの形などの特徴を捉えて見事に当てていました!
まとめ
- 絵本や図鑑を使って親子で野鳥を覚えよう!
- 最初は絵本、次に図鑑を読んでみよう
- 野鳥の写真集もオススメ!
- 特徴を覚えたら早速、野鳥を探しに行こう
子ども向けの野鳥に関する本は、大人向けに比べて数は少ないですが、大きくなればなるほど読める本が増えていく楽しい世界です。子どもが興味を持ったものについて、その子のレベルにあった本を選んであげると、どんどん興味が広がっていきますので、そんな手助けになると嬉しいです。
全く知らなかった野鳥について、子どもがどんどん詳しくなっていくうちに、私自身も興味を持つようになりました!子どもと一緒に楽しめる野鳥の入門書にぴったりですので、ぜひ読んでみてください。
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