ねる前に読みたい絵本『じつはよるのほんだなは』本の挿絵が飛び出した!

細かな描写と昭和レトロ感漂う雰囲気が魅力の、澤野 秋文氏の絵本『じつはよるのほんだなは』。みんなが眠る夜に、本棚がどうなっているのか知っていますか?「じつは」…

想像するとワクワクしてくるタイトルですが、内容もねる前にぴったり!今回は、ねる前に読みたい絵本にぜひオススメの『じつはよるのほんだなは』の魅力をご紹介します!

 『じつはよるのほんだなは』
 作:澤野 秋文
 出版社:講談社
 発行年:2014年8月6日
 価格:¥1,400+税 

あらすじ

みんなが寝静まった頃、本棚がどうなっているかというと、本の中の挿絵たちが飛び出して、色んな本を自由に行き来しているんです! そんな挿絵のみんなを見張るのが、犬張子のこたろう。朝方になる前に、見回りをして、ちゃんと自分の本に戻っているかパトロールしてまわります。

しかしあるとき、居眠りしちゃったから、さぁ大変!誰もが一度は見たことのあるお話の登場人物たちが、本の中や外でわいわいガヤガヤ。無事に全員元の本に戻ることができるのか!?

ねる前に読むときココに注目!

違う本に行ってしまった登場人物たちを探すページがあり、市場に買い物に行ったシンデレラや、木の実の図鑑に迷い込んだリスなどを見つける楽しさが魅力です。 しかも適度な難易度なので、気軽に楽しめます。文章量も多すぎず、寝る前にはちょうどいいボリュームでした。

ただ、 幽霊だけはなかなか見つけられず、苦戦しましたが、見つかったときには、うれしくなるほどでした。。

細かく描かれた挿絵たちは、開くたびに新しい発見があり、よく知っている有名な童話の主人公もこれまでとは違った印象に。読み終わってもワクワク楽しい気分で眠りにつくことができそうです。


澤野 秋文氏が描く昭和レトロな絵本シリーズ

 『それならいいいえありますよ』
 作:澤野 秋文
 出版社:講談社
 発行年:2013年8月1日
 価格:¥1,400 +税

 『まねきねこだいさくせん』
 作:澤野 秋文
 出版社:講談社
 発行年:2018年7月26日
 価格:¥1,400 +税 

まとめ

  • ねる前の絵本に『じつはよるのほんだなは』がオススメ
  • 3才〜楽しめて、何度も読みたくなる1冊
  • ちょっぴり頼りない、こたろうがかわいい
  • 難しすぎない探し絵が楽しい!

兄弟で一緒に楽しめる内容で、細かく描写された絵で、読むたび新しい発見があって何度も楽しめる『じつはよるのほんなだは』ぜひ、ねる前の読み聞かせの1冊に選んでみてはいかがでしょうか。

では、おやすみなさい。


あわせて読みたい記事